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2024年11月6日
本紙が推定した10月の国産大手4社ビール類缶製品販売は、前年同月比125.8%の約2,123万箱(ビール大びん換算)となり、5ヵ月ぶりに前年同月を上回った。前々年からの値上げや増減税に係る諸要因で消費実態とは大きく乖離しているとはいえ、ほぼ全量が缶で販売されているエコノミーカテゴリー(旧新ジャンル+発泡酒)の…
2024年11月5日
本紙が推定した10月の国産大手4社ビール販売は前年同月比101%弱となり、4ヵ月連続のプラスとなった。昨10月は、前年がコストアップ値上げ仮需の反動で74%に落ち込んでいた裏返しに、減税値下げを背景に発売された新製品群の好スタートが加わって159%と大きく伸長していたが、今10月も主要銘柄が揃って伸長、「キリン晴…
2024年11月1日
伊藤忠食品は10月31日、2024年度第2四半期決算を発表、増収増益となった(※数値別掲)。 売上高は4.0%増、GMS・SMやドラッグストア向けの取引拡大、外食・業務用の好調、記録的猛暑や自然災害への対策等により飲料を中心に好調に推移。利益も増収による粗利の増加に加え、低重心経営徹底による経費改善等で営業利益1…
2024年10月31日
財務省が30日発表した2024年9月の貿易統計によると、うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)の輸入通関実績は、1kg当たりの輸入単価が227.1円、前月比では3.9円下がり92.8%と4ヵ連続で前月割れとなり、23年5月以来の220円台となった。円高が進んできたことに加え、中国品の中でも廉価品の輸入増が、単価下落に…
2024年10月30日
新型コロナが5類に移行し、外食産業が復調するにつれ、業務用プレミックスも復調傾向となった。一方、相次ぐ原料値上げに伴い、大袋入り菓子パンなどは入数を減少するなどしたことに伴い、プレミックスの数量が伸びなかったといった声もあった。外食需要では、行楽向けが回復し、鯛焼き・クレープなどの食べ歩きに適し…
2024年10月29日
サントリーグループは28日、都内で会見し、廃食油由来のバイオパラキシレンを清涼飲料用PETボトルに導入することを発表した。世界初であり、まずは11月から280・285mlの約4,500万本。 30年までに、水平リサイクル「ボトルtoボトル」や植物性素材使用による“グローバルすべてのPETボトル100%サステナブル化&rdqu…
2024年10月28日
9月の首都圏酒類卸商況は99%程度と推定。営業日が1日少なかったことが影響。前半は出遅れたが、後半には徐々に盛り返した。連休のイベント需要で業務好調の卸もあり、業務用は102%。一方、家庭用はやや弱く97%程度。「全体的に8月からダウントレンド」(卸筋)との声も聞かれた。 ビール類は90%。ビールは新商品効…
2024年10月25日
伊藤園は24日、高齢化社会の健康課題解決に向けた取り組みについての取材会を開き、業務用営業推進部業務用営業推進四課の久保田敦之課長(写真)が近年の取り組みと今後について話した。 業務用営業推進四課は、2021年に社内事業として4名で立ち上げられ、高齢者と介護をする人の困りごとを解決すべく、同社の強み…
2024年10月24日
紅茶市場は、活性化の起爆剤となり得るムーブメントが必要だ。 本紙調べによると、23年は業務用、飲料向け工業用の健闘により数量ベースで微増となったが、土台となるティーバッグやリーフは厳しく、話題作りが急務となっている。はちみつ紅茶、水出しなど候補はあるが、2010年代のタピオカミルクティーに匹敵するも…
2024年10月23日
年末を控え、包装もち業界は本格商戦を迎えている。特に鏡もちは昨年、受注締め日を10月末に設定した。早期に受注を締め切ることで生産計画の精度を向上させ、廃棄ロスの削減を目指すもので、大きな実績を残すことに成功した。 包装もち市場は、メーカー出荷額で約440億円の規模と推定される(本紙調)。新潟に本社を…
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