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2024年7月5日
本紙が推計した上期(1~6月)のRTD販売実績は、主要6社計※で前年同期比105%の約9,187万箱(350ml×24缶換算)となった。無糖系とウイスキーハイボール(HB)がけん引し、前年上期を5ポイント弱上回る伸び。23年10月の2度目の増税で割高感が強まったビール系エコノミーカテゴリーからの消費移行もプラスに働い…
2024年7月4日
2023年度(4~3月)のトマト加工品市場は、値上げによる一時的な需要の落ち込みがあったものの、家庭用の早期回復と業務用の堅調持続により、前年度を上回る実績を確保した。 全国トマト工業会がまとめた23年度のトマト加工品JAS格付実績は20万9,673tで前年度比2.7%増とプラスでの着地。品目別では、トマトケチャッ…
2024年7月3日
本紙が推定した上期(1~6月)の麦芽100%ビール販売は、アサヒを除く3社計で前年同期比107.8%の約2,619万箱(大びん換算)とビール平均を0.7ポイント上回った。新製品「晴れ風」がけん引したキリンが約22%伸長した。アサヒを加えた4社のビール販売計に占める構成比は前年上期を0.2ポイント上回る32.4%だった。 6…
2024年7月2日
本紙が推定した上期(1~6月)のビール販売は、国産大手4社計で前年同期比107.1%の約8,072万箱(大びん換算)と、減税効果と飲食店需要の回復が後押しして前年上期の伸長率を0.9ポイント上回った。ただ、生活防衛が色濃くなる中で割高感が強まり、RTDへの消費移行も加速したエコノミーカテゴリー(旧新ジャンルと発泡…
2024年7月1日
2023年度ふりかけ類市場は、物価高を背景とした消費者の節約志向の継続で引き続き販売が伸長し、2年連続で前年超えを果たした。 カテゴリー別に見ると、最大ボリュームを占めるふりかけは、多くのメーカーが前年超えと好調。お茶漬けは、最大手の永谷園が堅調に推移しプラスを確保。混ぜ込みタイプは、丸美屋食品工…
2024年6月28日
財務省が27日発表した2024年5月の貿易統計によると、うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)の輸入通関実績は、1kg当たりの輸入単価が260.0円、前月比では12.6円上がり105.1%と今年2月以降上昇が続いている。為替相場が4月中旬以降、円安が進んだことで、CIF価格も徐々にではあるが上昇基調となっている。 …
2024年6月27日
5月の首都圏酒類卸商況は104%程度と推定。引き続き好調を維持する業務用は110%程度、家庭用も比較的安定し前年並み。昨年のコロナ5類移行からの裏返しによる減少が予想されたが、「酒類計では意外とよかった」(卸筋)との声が比較的多かった。ただし、金額ベースで増加も、数量は落ちているところもあり、必ずしも楽観…
2024年6月26日
プロセッコ・スペリオーレDOCG保護協会は24日、記者会見とマスタークラスをホテル雅叙園東京(目黒区)で実施した。協会は対日プロモーションを2019年から展開しており、今年は東京と大阪でマスタークラス、試飲会、ディナーを開催。 冒頭、イタリア大使館貿易促進部のエディット・ペトゥルッチ副部長は、「メイド・…
2024年6月25日
6月前半の流通菓子出荷実績(21日現在)は、気温の上昇と一部メーカーの価格改定により2%減となったようだ。前年6月も大手メーカーの価格改定・規格改定がありポケット商品中心に初旬から中旬にかけて順調に推移したが、今年6月の価格改定では定番商品の改定率が高かったため5月に仮需が発生。月明けの1、2週目で…
2024年6月24日
チーズの支出金額が増加している。昨今の値上げの影響が一因だが、コロナ禍で家庭での調理用途が拡大し、喫食機会が増加していることも見逃せない。 23年(1~12月)のチーズ1世帯当たりの購入状況(総務省家計調査・二人以上の世帯)は、支出金額は6,964円で6.4%増。一方、購入数量は3,440gで9.4%減。値上げを反…
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