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2019年10月7日
日本酒造組合中央会がまとめた8月の課税移出数量は、清酒が93.6%と2ヵ月ぶりに減少し、本格焼酎は前年同月が高水準(18年8月108.2%)だった反動もあり88.0%と4ヵ月連続の前年割れとなった。清酒の造り別は、ボリュームの大きい一般酒がほぼ前年並みと善戦した一方、比較的堅調だった吟醸酒・純米吟醸酒が2ケタ減と…
2019年10月4日
2018年度の国産海苔は、46年ぶりに60億枚台に落ち込む不作に見舞われた。これに伴い、取引価格は高騰し大手各社は4月に入り相次ぎ価格改定を発表。6月以降出荷分から値上げに動いている。9月末段階で店頭価格は新値が浸透しつつあるが、実需については今後の販売動向を見守ることになる。増税で消費マインドの低下が…
2019年10月3日
1日から始まった消費税率10%と食品等に適用される軽減税率で、当初、菓子類は大きな影響はないという見方が強かったが、本紙の取材で9月新商品・リニューアル品については、最終週の24日発売品が予想外に低調になるなど、発売週により差が出ていることがわかった。 昨年9月は北海道胆振東部地震、台風21号など自然…
2019年10月2日
本紙が推定した9月の国産大手4社ビール類販売実績は、消費増税前の駆け込み需要を反映し、前年同月比116.6%と大きく伸長した。プラスは2ヵ月連続、2ケタ増は6月からの改正酒税法施行に伴う末端価格上昇を見込んだ仮需に沸いた17年5月以来2年4ヵ月ぶり。 ビールは112.8%、5ヵ月ぶりのプラス。各社の主要銘柄…
2019年10月1日
青物缶詰市場は、サバ缶フィーバーで新規ユーザーを取り込むなど需要が拡大した。現在は、ひと頃の過熱感が一服したことや輸入品(商社)の急増で店頭での品薄感は和らいではいるものの、健康志向の高まりや家飲み、惣菜、料理素材として見直され、引き続き旺盛な需要が続いている。ただ、サバ、サンマは漁獲不振や輸出…
2019年9月30日
味の素AGF(AGF)は27日、都内本社で2019年歳暮ギフトの発表会を開催し、品田英明代表取締役社長(写真)が、ギフト事業について「市場が中長期的に縮小しているが、生活者とブランドを繋ぐ大切な事業だ。リーディングカンパニーである我々は、それを自覚し、時代ごとのニーズを満たす提案を続けていかなければな…
2019年9月27日
今年5月に日本蒸留酒酒造組合の理事長に就任した村田謙二理事長(写真・宝酒造代表取締役社長)は25日に都内で開催した記者会見で「諸先輩方が築いてこられた伝統を守りながら、蒸留酒組合の発展に努めていきたい」などと今後の抱負や取り組みについて語った。 「焼酎甲類市場はここ数年下げ止まり傾向となる中、令…
2019年9月26日
日刊経済通信社が調査した首都圏を中心とする2019年夏の百貨店中元商戦は、インターネット経由(EC)の販売が好調でギフトセンター(GC)の苦戦を補う構図が鮮明となり、近年の傾向を継続した。ただ構成比の高いGCの低迷で、全体売上は実績確保には至らなかった店舗が多い。また規模は小さいながら自分用に購入する「自…
2019年9月25日
本紙がこのほど集計した吟醸酒(純米吟醸酒含む)カテゴリーの価格帯別構成比(容量ベース)は、720mlで小売1,999円以下が74%、同2,000〜2,999円が15%、同3,000円以上が11%となった。1,000円台のスタンダードクラスが主流である一方、近年は高額品のバリエーションが充実、市場の新たな潮流となっている。(詳細は…
2019年9月24日
カルビーが47都道府県の“地元ならではの味”を開発する「♥ JPN(ラブ ジャパン)」プロジェクトは、今年で3年目を迎える。全国各地の名産品を商品化する企画は、菓子だけでなく食品・酒類・飲料でも見られるがいずれも単年度でのスポット発売が多く、同一年度に3回に分けて一斉発売する施策は非常に…
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