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2020年1月9日
昨年10月1日から始まった消費税率10%への引き上げと食品等に適用される軽減税率。3ヵ月を経過したが、菓子業界にも一部影響が出ているようだ。本紙の取材では、商品単品ごとには影響はそれほど見られないものの、催事関係では購買マインドが低下からか、例年に比べて荷動きが鈍く、秋冬商戦の大きなヤマ…
2020年1月8日
昨シーズンのサンマ漁は、5年連続で不漁となった。全さんま(全国さんま棒受網漁業協同組合)が公表したサンマ水揚高(12月31日現在最終)は、数量ベースで4万517t(前年比34%)と、昭和44年(1969年)に記録した5.2万tを50年ぶりに下回り、記録が残る昭和30年代の後半以降で最低水準となった。 これに伴い、…
2020年1月7日
本紙が推定した19年の国産大手4社ビール類販売は、前年比98.6%の3億8,457万7,000箱(ビール大びん換算)となった。12月が3カテゴリーともに消費増税後3ヵ月連続のマイナスとなるなど低水準に終わり当初の予測を下回ったものの、長梅雨・低温、台風や地震などの度重なる自然災害、個人消費の停滞、消費増税など、多く…
2020年1月4日
酒類食品総合卸売業は、各社の売上高は比較的堅調に推移しているが、恒常的な人手不足や物流コストの上昇が一段とエスカレート、さらには得意先小売業の変化に伴い、帳合変更がより激しくなるなど厳しい事業環境が続いている。 昨年も自然災害や天候に泣かされた1年だったが、“食のライフラインを担う卸…
2020年1月3日
今年の低アル・RTD市場も拡大が続くだろう。 12年連続成長を遂げた2019年は、前年比10%以上のプラスで着地。勢いのある高アルやウイスキーハイボール缶、基幹商品が好調だったことに加え新商品が寄与。中でも、既存品も含めた「レモン」フレーバーが市場を彩った。 サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」のよ…
2020年1月2日
ビール各社みずからが引き続きマイナス成長を予測する今年のビール類市場。カギを握るのは生活防衛意識の高まりから構成比を上げ続けている新ジャンル市場での攻防だ。また、終盤からのビール類酒税一本化第一弾施行後の市場検証は、26年の完全一本化による消費変化を読む重要な試金石となる。 本紙が推定した19年の…
2020年1月1日
個人消費が未だ停滞の域から抜け出せず、依然として全般的なデフレ傾向が続いている日本経済。その中で酒類食品産業は、最大のイベントである東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会によって高まる「ハレの日気運」を余すところなく活用し、飲食の楽しさ・喜びを生活者に強く訴えることで、個人消費復調の…
2019年12月30日
財務省による果汁製品の輸入通関実績(1〜11月・表)は、りんご果汁がゆるやかな上昇、オレンジ果汁は若干の落ち着きを見せるも、グレープフルーツ果汁のCIF価格は現在も高値で推移している。 11月までの種類別詳細動向をみてみると、りんご果汁は数量5,780万4,384L、金額115億2,210万円、CIFは199円。ここ数…
2019年12月27日
日本パスタ協会調べによる11月のパスタ国内供給量は、対前年比7.4%増の2万4,242tと5ヵ月連続で前年を上回った。輸入量は5ヵ月連続で2ケタ伸長し、国内生産量も5ヵ月連続で前年を上回った。 内訳は、国内生産量が3%増の1万1,511t。輸入量は、スパゲッティが、イタリア(4.5%増)、トルコ(9.5%減)、米国…
2019年12月26日
国税庁は25日、「日本酒のグローバルなブランド戦略に関する検討会」の中間とりまとめを都内で発表した。検討会は、委員に加え、オブザーバーや有識者を交え、9月の初開催から12月までに5回実施。今後も継続し、来春には再開予定。 最も注力する点を日本酒のブランディングとした上で、課税部酒税課の石澤弘…
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