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2024年9月5日
本紙が推定した8月のRTD販売実績は、主要6社計※で前年同月比107%弱と、2ヵ月連続で伸長した。炎暑下で外出を控える傾向が強ったこと、より爽快な風味を求め、主にビール系のエコノミーカテゴリーから消費が移行したことなどが背景。食中飲用の拡大で無糖系の伸びが高かったが、これまで続伸していたウイスキーハイボ…
2024年9月4日
缶詰市場は原料難が続いている。サバやサンマなど青物缶を中心に水産物の不漁が長期化しているほか、パインアップルなど輸入フルーツ、ミカン、チェリーなど国産果実も軒並み減産をみている。温暖化による海水温の上昇、干ばつ、台風、豪雨などが激甚化するなか、世界的な食糧需要の高まりで玉確保はままならない。原材…
2024年9月3日
本紙が推定した今夏(6~8月)のビール販売は、国産大手4社計で前夏比103.3%の約5,147万箱(ビール大びん換算、以下同じ)となった。営業日減が響いた6月は前年同月比96%弱となったが、7、8月がそれぞれ106%、108%弱となり、全体を押し上げた。ただ、一部には飲食店需要の鈍化を指摘する声もある。 旧新ジャン…
2024年9月2日
9月の流通菓子展望は、秋季商戦が本格的にスタートするなか、カカオ豆の価格高騰で一部メーカーがメイン商材のチョコレート価格改定・内容改定に踏み切る。6月以降、急激に気温が上昇し全国的に真夏日・猛暑日が続くなど菓子には厳しい環境下にもかかわらず、チョコレート、キャンディ、スナック菓子は堅調に推移、チ…
2024年8月30日
7月の首都圏酒類卸商況は102%と推定。営業日が前年よりも多かったことも影響。業務用は卸でバラつきがあるものの堅調で106%程度。「伸びしろはまだまだある」との声も。家庭用は微減~101%と落ち着きが見られる。 ビール類は101%。ビールは104%と好調。「晴れ風」がオン。「黒ラベル」は長年のブランディングが若年…
2024年8月29日
(大阪)ダイドーグループホールディングスは27日、2025年1月期第2四半期決算を発表(昨報)。髙松富也社長は「増収減益で第2四半期として過去最高売上高。海外飲料事業がトルコ飲料事業の躍進と、2月にポーランド子会社を買収したことにより大幅な増収増益となった。主力の国内飲料事業は、昨年11月に実施した価格…
2024年8月28日
2024年上期(1~6月)の本格焼酎課税移出数量(日本酒造組合中央会調べ)、は合計で16万5,122kl・前年同期比93.0%(概数べース16万562kl・94.2%)となったが(昨報)、原料別では麦7万1,447kl・95.8%、いも6万7,344kl・92.1%と麦がいもを逆転する形となった。 九州の主産県動向でも、いも中心の宮崎が4万4,771kl…
2024年8月27日
2023年度の即席カレールウ市場は、生産量が微減、出荷金額が大きく伸長したと推定。家庭用も業務用も堅調だった。 昨年は主要メーカーが2期連続となる価格改定を実施。合わせて、基幹ブランドの周年施策や大型新商品の発売による需要喚起・プロモーションを展開。改定前後の販売バックアップ施策や値ごろ感ある新製…
2024年8月26日
カゴメは23日、24年秋冬事業方針を発表。飲料はトマトジュース(リコピン)の機能価値とにんじんのおいしさ・栄養価値について発信を強化。食品は「ごはんにかけるスープ」を提案する。 飲料事業=今年の野菜飲料市場はトマトジュースの好調により前年超えに反転。「カゴメトマトジュース」の1~6月出荷金額は前年…
2024年8月23日
日本政府観光局(JNTO)が21日発表した2024年7月の訪日外客数は329万2,500人、前年同月比141.9%と5ヵ月連続で300万人を突破し過去最高を記録した。東アジアや欧州など学校休暇により訪日需要の高まりがみられ、前月から大きく拡大したほか、引き続き、東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域で…
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