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日刊食品通信
2015年9月11日

8月の流通菓子、3%減(本紙調)


ナッツチョコ2ケタ減、特売減少も響く

 日刊経済通信社調べによる8月の流通菓子市場は、合計で前年比97%となったようだ。前半が猛暑によりチョコ、ビスケットの荷動きが鈍かったものの、後半気温が下がったことによりチョコスナック、ビスケットでは半生ケーキ、キャンディ類ではグミキャンディなどが堅調に推移。ただ、7月中旬のソリッドチョコ、ナッツチョコの価格改定が影響し、特に、ナッツチョコはドラッグ、ディスカウントストアでのセールの減少により大幅マイナスとなり、トータル前年割れの大きな要因となった。

 カテゴリー別推定では、チョコレートはトータル94%。ソリッドチョコは合計で80%と推定。ソリッドの主要ブランドの価格改定が影響。ソリッドチョコ同価格改定を実施したナッツ系は75%前後に。チョコスナックは、8月発売の新商品と9月発売商品の一部納入もあり前年並み。ビスケットはトータル96%。ソフト系・クッキータイプは苦戦するものの、半生ケーキは好調に推移し前年を上回る。クラッカー系も堅調。キャンディはトータル前年並み。グミキャンディは引き続き好調で2ケタ伸長を持続。ハード系は塩キャンディが堅調に推移するものの、のど飴、フルーツ系が低調。キャラメルも前年割れ。

 

 スナック菓子はトータル103%と推定。ポテト系は生ポテトチップス(袋)は前年並み。成型ポテトは新商品投入もあり2ケタ増。シューストリングも前年を上回る。小麦系は前年割れ。そのほか、豆系が引き続き好調。チューインガムは102%。デンタル系がけん引。フルーツ系、小粒板は前年割れ。

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