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日刊食品通信
2018年3月27日

ポプラ、PETコーヒー・100円パンに注力


中京エリアに初進出

 ポプラはこのほど都内で「第54回春夏展示会」を開催し、加盟店向けに商品政策や売り場提案を行った。目黒真司社長は会場内で行われた事業説明会で17年度の振り返りと18年度の方針などを発表した。 

 17年度は既存店売上高が伸びない中で、商品面では米飯カテゴリーが好調で、特にチャーハンが動いた。強化カテゴリーだったPBパンは101%と回復。X'masのフードメニューは110%と2ケタ増。加工食品、菓子、飲料は横ばいだった。一方、FFは中華まん96.9%、おでん86.3%と苦戦し、次のシーズンに向け課題を残した。酒は99%。構成比の高いビール類は97.2%と苦戦、RTDは102%と伸長した。日本酒は98%だったが、28店舗で導入した熱燗販売は1日1店あたり7本販売する店舗もみられ順調なスタートを切った。18年度政策では「PETボトルコーヒーを最大限取り込みたい」(目黒社長)として、セット販売などの企画を充実させる計画。加工食品では「健康」「レトルト」「糖質コントロール」などに軸足を置いた商品開発を進める。PB「ローソンセレクト」は新たに約20SKUを採用する。酒はRTD強化、ワインはロゼやスパークリング、日本酒は特定名称酒の品ぞろえを広げ選ぶ楽しさを訴求。PBパンは女性をターゲットにワンコインの100円ベーカリーを展開、月末1週間限定で100円シリーズを強化する。製造工程を簡素化するなどし、定期的に低価格パンを投入できる仕組みを整える。なお、今期は6月にも中京地区に初進出。ローソンの物流網を活用しながら、グループの事業拡大に寄与する。

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