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日刊食品通信
2015年9月9日

今夏(6〜8月)の清涼飲料販売、4%増


13年比ではマイナス

 本紙が推定した15年夏(6〜8月)の清涼飲料販売実績は、前年比で4%増となった。昨夏は天候不順で最盛期の夏は7〜9月と3ヵ月連続でマイナスとなった。今年は6月が前年並みで、7月は関東などで昨年より早い梅雨明けとなり3%増、8月は前半は猛暑で2ケタ増の推移となったが、お盆以降全国的な低温や台風などの影響で失速し6%増となった模様。前年のベースが低かったことなどから、夏場の“貯金”が期待されたが、若干「期待はずれ」の夏となったようだ。ただ、1〜8月累計では1%増と貯金を作っての下期スタートとなっている。15年前年比ではプラスとなったが、14年(6〜8月)は前年比6%減とベースが低く、猛暑だった13年比では2%減。

 

 カテゴリーでは、夏場ということもあり、止渇性飲料を中心に動きがあった。特にミネラルウォーターや「フレーバーウォーター」「スパークリングウォーター」など水周り商品は今年の新商品など好調が寄与したほか、7月の梅雨明け以降は連日猛暑が続いたことから、スポーツドリンクや熱中症対策飲料も好調に推移。8月前半は急激な暑さとなったことで、一部商品の品切れも懸念されたが、その後気温が上がらなかったことから大きな混乱には至らなかった。無糖茶は緑茶が堅調なほか、麦茶は気温との連動もあり、8月前半まで大幅な伸びでけん引した。

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