日本酒造組合中央会は１日、「日本酒の魅力を発信するための取組」について記者発表会を日本酒造会館内で開催。「全国一斉　日本酒で乾杯」事業など全国展開する取り組みの説明を行った。

　佐浦弘一需要開発委員長（佐浦・浦霞＝写真）らが出席し、「需要開発には商品と市場の２面で取り組み、様々な企画を立てている。全国の組合員が一つになって行事を実施することが重要」と説明。この中で「全国一斉　日本酒で乾杯」事業は10月１日の「日本酒の日」の午後７時30分に、全国48拠点で一斉に乾杯を行い、一部についてはインターネットを利用した連携を予定している。全国規模で一体となって実施するのは初となる。中央会内の日本酒で乾杯推進会議は当日に東京の明治記念館を会場として総会・フォーラムを開催し、懇親会のなかで全国一斉の乾杯を実施する。この様子をUSTREAMで全国配信し、兵庫会場と佐賀会場には中継画像を送ることで連携。公式ホームページを近日中に開設、投稿フォームを設置して一般消費者らから全国一斉の乾杯と合わせた乾杯シーンを募集する。視聴はフェイスブック、ツイッター、インスタグラムで可能で、多数の投稿を見込んでいる。また国際親善杯としてシンガポールの会場と午後８時30分（現時時間で午後７時30分）に乾杯を再び行う予定。