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2018年3月1日
キリン、18年のRTD戦略を発表
過去最高の6,000万箱販売目指す
キリンビールは2月28日、「2018年キリンビールRTD戦略発表会」を都内で開き、前年比13.4%増となる6,000万箱(250ml×24本)の販売目標を明らかにした。
同社の17年RTD販売実績は、5,290万箱(16年比108.4%)で6年連続の成長。18年は、戦略方針に「既存ブランドからの新価値提案」を挙げ、「氷結」ブランドは飲み方を含めた商品価値の提案、限定フレーバーの投入で4,080万箱(前年比104.9%)、このうち「ストロング」は1,100万箱(同103.8%)を販売目標とする。「本搾り」は、商品特性の“果汁とお酒だけ”を一層訴求し、ラインアップの強化で1,020万箱(同106.3%)を目指す。さらに、「ストロングの新価値提案」として新ブランド「キリン・ザ・ストロング」(関連別報)を発表。山形光晴マーケティング部長(写真左)は、「“ハード”をコンセプトに、ストロング市場の“ど真ん中”を狙い、40〜50代中心のファン獲得を図る。『氷結ストロング』と合わせ、消費者ニーズが高い“酒感・ドライ”と“果汁”双方に対応できる体制をつくる」などと述べた。「キリン・ザ・ストロング」の販売目標は600万箱。同社RTDでは最大規模となる6,000GRPの広告を投入、3ヵ月で120万本のサンプリングを実施するほか、今後も新フレーバーの発売を予定している。
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