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日刊食品通信
2015年8月19日

ビール容器にハイバリアPETボトルが採用


三菱樹脂製造、多分野へ事業展開進める

 三菱樹脂は18 日、通常のPET ボトルに比べて酸素や炭酸ガスのバリア(遮断)性を向上させたハイバリアPET ボトルが、キリンビールが7月11 日から受付を開始したサービス「キリンブルワリーオーナーズクラブ」用のビール容器(写真)に採用されたと発表した。同社のハイバリアPET ボトルが大手ビールメーカーのビール容器に採用されたのは初めて。ハイバリアPET ボトルは、通常の約10 倍の酸素バリア性等による内容物の品質保持特性とPET ボトルならではの軽量性、割れにくさで、ブランドオーナーのみならず、流通や小売を含めて高い評価を受け、10 年以降はワインや清酒などのアルコール飲料の容器として採用され需要は大幅に伸長している。

 

  今回、キリンビールは、ビール工場でしか味わうことのできなかった出来たての生ビールを家庭に直送し、スタイリッシュな専用ビールサーバーと共に、出来たての味を楽しんでもらうサービス「キリンブルワリーオーナーズクラブ」を開始するに当たり、鮮度を保ったまま届けることのできる容器(1L)としてハイバリアPET ボトルを採用。同社では同ボトルを容器事業の中核製品として位置づけ、生産体制の整備を進めるとともに、今後も顧客の要望に基づく製品開発を進め、アルコール飲料や食用油、調味料など多岐にわたる分野への事業展開を積極的に進めていく方針。

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