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日刊食品通信
2017年12月8日

18年上期原料チーズ、4,300ドルでほぼ決着


国際価格軟化もオセアニア乳価が上昇

 豪州産輸入原料チーズの2018年上期(1-6月)価格は、チェダー・ゴーダともにt当たり約4,300ドルでほぼ決着。17年下期(7-12月)比で約50ドルの小幅上昇となった。

 交渉は、価格の先行きに強弱感が交錯する中でスタート。自国の乳価引き上げを背景に値上げを求めるオセアニア側サプライヤーと、軟化した国際乳資源価格を背景に値下げを求める日本側バイヤーとで議論が進められた。結果的には、価格引き上げも想定した国内バイヤーに対し、オセアニア側の提示が予想の範囲内だったことからやや強含みでの決着となった。

 なお、日本国内のチーズ需要は堅調で、本紙が集計した17年度上期(4-9月)の市販用チーズは、ナチュラルチーズが8%(いずれも金額ベース)、プロセスチーズが7%いずれも伸長。トータルでは7%程度伸びている。タイプ別では、スライスが5%増(各金額ベース)、6Pが2%増、ベビーが11%増、キャッチが16%増、粉が8%増、シュレッドが10%増、さけるチーズが8%増。カマンベールが10%増。

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