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日刊食品通信
2017年11月29日

「あるべき姿に一歩進んだ」


味の素社・高藤専務が近況説明

 味の素社の高藤悦弘専務食品事業本部長(写真)は28日、都内で行った専門紙との懇談会で、スープ事業が2ケタ成長を続けた上期食品事業の概況を説明した上で、「17-19中計に概ね沿った展開。全社で目指すグローバル食品企業トップ10クラス入り(2020年目標)にもまた一歩近づいた」などと語った。

 高藤専務は17年度上期トピックスとして、スープ事業が「冷たい牛乳でつくる」シリーズの投入で夏場のベースラインが向上。今上期も2ケタ(13%)伸長し、秋冬の「温朝食」コミュニケーションにもつながったこと、賞味期限の年月表示化・賞味期間の延長がフードロスの削減と物流効率化に貢献したこと、CVS向けの「今夜はてづくり気分」や自社通販向け「ほんだし 華だし」などチャネル向け新製品が充実したこと、インドの粉末飲料市場に向け「Blendy」ブランドを海外初展開するなど海外事業が着実に進展したこと、JR両国駅の「ギョーザステーション」と赤坂の日本式餃子レストランが盛況となった“味の素「ギョーザ」45周年”などを例に挙げ、「フードロス低減に関しては、流通の理解を得ながら納品期限の緩和にもつなげたい」としながらも、「食品事業本部の17-19中計(財務目標=売上高9,609億円、事業利益1,025億円)に概ね沿った展開」と一定の評価を示した。

▼以下略

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