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日刊食品通信
2017年11月21日

清涼飲料、秋冬のホット商材好調


品ぞろえに広がり、棚が活性化

 清涼飲料市場のホット商戦が今年もスタートした。10月は全国的に気温が低かったこともあり好調で、11月もさらに勢いが増しているようだ。特にホットPET商材はここ数年で容量や品揃えも広がり棚をにぎわせている。今年は新商品やホット専用の広告、キャンペーンなども実施され、各社積極的な展開を行っている。

 ホットPETは加温可能なPETボトルで、自販機やリーチイン、オープンショーケースなどの売場で販売されている。容器は数年前までは温かいまま飲みきれる280・345mlが主流であった。そこに500ml容器が登場し、ホットでも量を飲みたいという意向を背景に拡大。現在では棚の一段を占めるまで存在感を増している。

 アイテムは緑茶や紅茶、レモン系商品などを中心とした品揃えで、今年は特にコーヒー飲料商材が充実している。ホットPETのコーヒー飲料はこれまでミルク入りの「カフェオレ」商材などが多かったが、今年はブラックの商品が増加。10月にはサントリーが「クラフトボス」、伊藤園が「タリーズ」ブランドで500mlPETサイズのホット商材を発売。それぞれホット専用の新容器を採用し、「タリーズ」は電子レンジでの再加温も可能としている。

 

 ホット商戦スタートの10月は気温が低めであったことから各社好調な出足で、11月も真冬並みの寒さとなるなど需要が高まっている。      ▼以下略

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