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日刊食品通信
2017年10月30日

包装もち、年末に向け商戦スタートへ


鏡もちは「小飾り」が激戦区

  包装もちの最需要期となる年末に向け、主要メーカーの施策が出そろった。各社は大袋の1kgをベースとしながらも、「メニュー訴求」「こだわり」「素材」などを切り口に、小袋の提案型商材を強化する構え。また、鏡もちは今年も「小飾り」が激戦区。12月以降、「橙」「干支」「招き猫」や各キャラクターを載せた商品が売り場を賑わしそうだ。

 もちのマーケットサイズは約450億円(本紙調べ)。うち、鏡もちは1ヵ月足らずで100億円超を売り上げる。1kgパック(市場シェア6割以上)がアタマ打ちの状況下、今シーズンも商品のバラエティ化で需要を下支えする動きが活発化している。業界トップのサトウ食品工業は、スティックタイプの「いっぽん」で10月に新テレビCMを投下、もちの新しい食べ方を訴求した。越後製菓は、熱湯3分で戻る「カップに切りもち」を新発売。カップラーメン・スープなどに最適な商品で、店頭でカップめんとの併売企画も出ている。アイリスフーズも同様のコンセプトで7月に「熱湯3分うす切りもち 1枚入り」を発売、首都圏の一部CVSなどに採用された。たいまつ食品は、原料産地にこだわった「新潟県村松産こがね餅」「北海道産きたゆき餅」が注目株。「杵つきちびころもち」「杵つきスライスもち」などは装いを新たにして投入する。うさぎもちは、定番の「しゃぶしゃぶもち」に加え、オリジナル商品「焼いて食べる あんこ餅」の育成も図る。

▼以下略

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