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2017年9月27日
レジ横惣菜を拡充、時短・簡便ニーズ取込む
「お母さん食堂」シリーズ展開
ファミリーマートは25日、パシフィコ横浜で「下期商品政策説明会・展示会」を開催。上期から取り組んでいる新マーケティング戦略に基づいた今秋の重点商品の展開などを加盟店オーナー・従業員に紹介した。会場内で会見した佐藤英成常務執行役員商品本部長は「顧客に伝わるようなストーリー性を持った商品開発を今後も続ける」などと述べた。
下期も拡大が見込める惣菜市場で時短・簡便ニーズの取り込みを急ぐ。特にレジ横スペースで展開する「ファミ横商店街」では冷蔵オープンケースを拡大し「お母さん食堂」シリーズを展開。お母さんが作ってくれたような自然で温かみのある惣菜をコンセプトに、トップシール商品約20品、スタンドパック約20品、袋入り惣菜約6品、ワンハンド商品約10品、その他惣菜約10品をラインアップ。26日から全国で本格展開を開始した。売り場全体をえんじ色の販促物と商品で統一し、温かさを演出。今後は冷凍惣菜へ同シリーズを拡大する予定。このほかにも惣菜主要カテゴリー刷新を継続し、商品の基本価値に話題づくりを加えることで来店動機を促す。差別化された商品づくりに向け、専用工場化と温度帯別工場化への積極投資を継続。現在、売上ベースで約7割は専用工場で製造しているが、将来的に100%を目指す(一部エリア除く)。
会見では「サークルK」「サンクス」との統合状況や中食構造改革の進捗についても言及。8月末で1,521店がブランド転換し、転換後の日商は約110%で推移している。
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