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日刊食品通信
2017年9月21日

夏場のビール類、缶が最も減少


業務用樽は構成比上げる

  本紙が推定した今夏(6〜8月)のビール類3容器販売構成は、缶・業務用樽・びんのすべてが減少し、業務用樽のみが構成比を上げた。

 改正酒税法施行による仮需の反動に、天候異変と価格上昇の影響が重なり、まさに「呪われた夏」となった今夏のビール類販売だが、本紙が推定した容器別販売実績は別表の通り、大分類の3容器ともに減少した。数量で最も減ったのは缶。仮需のまとめ買いの反動に天候異変と価格上昇によるRTDや輸入新ジャンルなどへの消費移行が影響した。

 業務用樽も数量で2番目の減少。びんの減少とともに、料飲店需要の停滞を表わしたが、減少率が最も小さかったことで、唯一構成比を上げた。

 月別には、6月が仮需の反動が大きく出て2ケタ減、7月は若干盛り返したものの、8月が日照不足・降雨・低温や台風・集中豪雨などの天候異変に祟られ、再度6%の大幅減となっている。(関連記事を姉妹誌「酒類食品統計月報」9月号に掲載)

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