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日刊食品通信
2017年9月15日

国分GC、電鉄系SMとの店舗開発加速


高単価商品が業績けん引

  「コミュニティ・ストア」を展開する国分グローサーズチェーンの上期業績(8月累計)は売上高が既存店ベースで前年同期比100.0%と前年水準を維持した。高単価の弁当やおにぎり、ご当地アイス、こだわり菓子、カウンターFFなどの単価アップが寄与し、客単価は101.7%と同期間としては3期連続プラスだった。一方、客数は97%台にとどまり苦戦。全店ベースの売上高は100.1%(前年同期94.8%)と回復した。店舗数は期首の520店から3店純減の517店、うち標準店は70店、病院・工場・大学内等の非標準店は447店。今期は新たな契約で期末には40店の純増が見込まれる。

 店舗開発では京王ストアとの取り組みが加速。小型SMや中規模売店とのコラボ店舗は「エクスプレス」4店、「K-SHOP」7店まで広がった。今期は小型駅売店28店への商品供給を開始する予定。また9月1日には京成ストアとの取り組みとして、「リブレキッチン国府台店withコミュニティ・ストア」(千葉・市川)を開業。今後も異業種とのコラボ「withコミュニティ・ストア」という発想と“Plus”という新たな仕掛けを提案していく。商品政策では商環境変化への対応、「コト売り」を意識した品ぞろえ、コト消費をつくり出す売り場の提案などを行う。14日、都内で開かれた「秋の展示会」では、「本部からの情報発信」「美容・健康」「発見・気づき・トレンド」「楽しい・遊び心」「本部戦略商品」の5つに分けて、テーマに沿った提案ゾーンを展開。他CVSチェーンと差別化できる提案を通じて「毎日通いたくなる」店舗を目指すとしている。システム政策では非標準店向けにタブレット型発注端末機を導入。発注精度を上げ、情報伝達の仕方を高める。

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