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2017年9月13日
ビール4社、初の共同物流がスタート
環境負荷低減とドライバー不足に対処
(札幌)国産ビールメーカー大手4社が連携した北海道釧路・根室地区での共同物流が始まった。物流部門での環境負荷の低減と、長距離トラック輸送の削減によるドライバー不足への対処を目的とした、ビール4社として初の試み。
当該エリアは各社とも札幌市近郊にある製造・物流拠点から配送を行っているが、今回の共同物流ではトラック単位に満たない荷物を4社の製造・物流拠点からJR札幌貨物ターミナル駅構内の日本通運の倉庫に集積し、配送先ごとに各社の商品を積み込み、鉄道とトラックで配送する。対象は、ビール類をはじめ、各社グループの酒類・飲料などで、この取り組みにより、4社計の年間CO2排出削減量は約330トン(従来比で約28%)、長距離トラックの運行削減台数は約800台が、それぞれ見込まれている。
12日にはJR貨物札幌貨物ターミナル駅(札幌市白石区)で、ビール4社主催、日本通運・日本貨物鉄道共催による「出発式」が開かれ、モーダルシフト認定書授与、テープカットセレモニーが行われた。
また、主催者を代表して、サッポロビールサプライチェーンマネジメント部の田島一孝部長が、「これまでも物流の合理化に向け、様々な取り組みを行ってきたが、4社共同は初。
▼以下略
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