日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2017年9月11日

飲料8月実績、天候不順影響し5%減


累計は1%増

  8月の清涼飲料市場は天候不順が影響し5%減で着地した。前月は過去最高数量を更新したが、8月は東京では21日連続の雨と記録的な長雨になり、西日本は気温が高かったものの、全体として大幅なマイナスで着地。お盆明けは2ケタ減で推移したが、後半2週間天候が回復したこともあり、下げ幅は改善した。カテゴリーは全体的に低調だったが、特にスポーツドリンクや熱中症対策商品、炭酸飲料の落ち込みが響いた。累計は7月までの貯金を1ポイント崩し1%増。9月に入っても残暑といえる状況ではないが、秋は最需要期を迎えるコーヒー商戦や無糖茶飲料の品揃え強化など、各社切り替えを図っている。主要各社の実績は以下の通り。

 コカ・コーラ=「綾鷹」がプラス、「コカ・コーラ」も微減に留まったというが、「アクエリアス」「い・ろ・は・す」がマイナスし、単月で4〜5%減(累計前年並み・単累ともに本紙推計)。

 サントリー=「伊右衛門」が7%減(5%増)、「ペプシ」「オランジーナ」が2ケタ減となったが、「天然水」は本体および新商品の寄与で2%増(7%増)、「グリーンダカラ」は「やさしい麦茶」が大幅増でけん引し6%増(19%増)となり、全体は2%減(3%増)。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ