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日刊食品通信
2017年9月8日

適正価格の実現、意思と覚悟で取り組む


J-オイルミルズ八馬社長、事業環境など語る

 J-オイルミルズは7日、業界紙記者らとの懇親会を都内で開催。八馬史尚代表取締役社長(写真)らが出席し、直近の業界環境などについて語った。

 懇親会冒頭、八馬社長は業界環境に触れ「先月末に値上げを発表。短期的な外部環境の変化に加えて、物流費などの中期的な構造課題を重い課題と認識。まだまだ努力すべきところがあると痛感している。一方で、ユーザーにおいても人手不足などの課題がある。そういった中で、適正価格の実現に向けて意思と覚悟を持って取り組んでいきたい。また、ユーザーに高い価値を提供できるよう努めて生きたいと考えている」などと語った。また、同社の状況などについて「6月に倉敷工場を立ち上げ。8月に住吉工場のオペレーションをストップし、住吉から倉敷への移管は計画通りに推移している」などと述べた。また、今年度からスタートした中期経営計画にについては、「業績は非常に厳しい環境だが、油の価値を提供するために、我々の技術や提案力を磨いていきたいと考えている。また、ベースとして“おいしさデザイン”を掲げ、油の持つ調味・調理価値をフォーカスした技術開発を行っていく」などとした。

 そのほか、乾杯の音頭をとった立見健一取締役は、先日発表した油脂価格改定に触れつつ、「油脂の価格は、昭和60年当時とほとんど変わっていない状況。

▼以下略

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