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上期の訪日外客数913万人、46%増(JNTO)
7月はクルーズ船40隻以上が寄航、大幅増へ
日本政府観光局(JNTO)が22 日発表した2015 年上期(1〜6月)の訪日外客数は、913 万9,900 人、前年同期比46% 増と過去最高となった14 年上期の626 万人を288 万人上回った。6月単月では160 万2,000 人、51.8% 増と6月単月でも過去最高を更新した。大幅増についてJNTO では、「6月は夏休みシーズンの開始と継続的な訪日旅行プロモーションの展開に加え、かねてから続く円安傾向、航空路線の拡充、クルーズ船の大幅な寄航増加、さらに近年の査証免除や要件緩和、昨年10 月からの消費税免税制度の拡充などが増加要因」としている。
上半期で過去最高を記録したのは、韓国、中国、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの19 ヵ国。上位国は、中国が217 万8,600 人、116.3% 増と2倍強の伸長、2位韓国は181 万9,300 人、42.6% 増、3位台湾179 万2,600 人、28.9% 増、4位香港69 万1,600 人、64.2% 増、5位米国50 万7,000 人、13.6% 増。以下、タイ(42 万3,600 人、28.1% 増)、豪州(18 万9,600 人、22.3% 増)、フィリピン(13 万8,500 人、50.8% 増)、マレーシア(13 万3,600 人、14.9% 増)、シンガポール(12 万9,900 人、32.8%)と続く。
7月は年間を通じて最も訪日外客数が多い月であり、今年は東アジアから40 隻以上のクルーズ船の寄航が予定されているほか、7月後半からの「第23 回世界スカウトジャンボリー」が山口市で開催され海外から2万5,000 人以上の参加が見込まれるなど大きな上乗せ要因が見られる。
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