キーコーヒーは５日、都内本社でコーヒー抽出器具ブランド「Noi」を発表した。「本当においしいコーヒーを手軽に淹れる」を目指したドリッパー、サーバー、ケトルを15日から全国の直営店、通販で発売する。柴田　裕代表取締役社長（写真）は、「当社のコミュニケーションテーマ『ドリップしよう。〜Shall we drip?〜』を具現化するブランド。家庭内外、家庭用、業務用を問わず、あらゆる方においしいコーヒーを手軽に飲んでいただきたい」と話した。

　商品はいずれも機能性を追求しており、これまでの抽出器具に存在していた課題を解決している。現行品からブランド変更する「クリスタルドリッパー（税込参考店頭価格594円）」は安定的なムラのない抽出を実現。新商品では「グラブサーバー（2,160円）」が耐久性と保温性に優れ、手で掴むことも可能。「ドリップマスターケトル（１万9,440円）」は湯量を調節しやすいノズル、取っ手、取り外しても転がらないフタなどを搭載している。R&Dグループの本吉眞紀GLIプロダクトチームリーダーは、「これまでも本当においしいコーヒーに興味を持つ消費者は多かったが、その多くがハードルの高さを感じてチャレンジできなかった。この常識を『Noi』が変える」と意気込みを語っている。