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日刊食品通信
2017年8月29日

生産能力1.5倍、売上高150億円実現へ


キンレイ、大阪工場内覧会開く

  (大阪)キンレイは25日、このほど稼働した大阪工場(岸和田市)の内覧会を開催した。生産能力は、移転前の泉北工場に比べて約3倍となる年間約5,900万食。鉄鍋の導入など生産技術の向上を図り、そばフリー化など安全安心、環境保全の取り組みも強化した。投資総額は60数億円。

 冒頭のあいさつで、和田博行社長は「大阪工場は、人材不足にも対応し、手仕事がありながらも省力化を実現。安全安心への取り組み、FSSC対応、省エネ、建屋やレイアウトなど環境配慮と、今考えられる最新鋭の工場。大阪工場の稼働により全体の生産能力は1.5倍となった。出荷販売額2ケタ増を目指す。今期目標の売上高105億円は、達成出来る見通しで順調に推移している。大阪工場がフル稼働すれば、売上高150億円が実現できる」と語った。

 新工場概要を白潟昌彦常務取締役が説明。大阪工場は、大型高速具付ライン(約1万食/時)を新設。人員を2倍に手仕事を増やしながら効率をアップ、加工度の高い盛り付けが可能となった。また、筑波工場T3ラインの約1.8倍の凍結能力を持つ高性能冷凍機を新設した。生産技術の向上も図り、炒め調理の風味向上のため鉄鍋を導入。鉄素材による高温での加熱調理により、香ばしい風味を付与。今秋新商品「お水がいらない 長崎ちゃんぽん発祥の店四海樓」は大阪工場で生産し、鉄鍋で炒めた野菜を使用している。

▼以下略

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