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日刊食品通信
2017年8月24日

8月中旬の首都圏酒類卸商況、RTDは健闘


 8月中旬時点の首都圏酒類卸商況は、低調な動きとなった。記録的な長雨に加え、6月施行の「新取引制度」による双方の影響が指摘され、直接的な原因が不透明な状況となっている。

 その中でも業務用では、天候に直接左右されるビアガーデンや海の家などが苦戦、ビール類は2ケタペースの減少が目立った。家庭用では直接的なマイナス要因が見えにくい状況となる中、ビール類をはじめ減少傾向となり「総じて悪い」との声が聞かれた。それでも、RTDが数%マイナス〜前年クリアと開きが見られるものの健闘。要因が複雑化する中、天気が安定してきた後半は、業態によっては期待感がもてるが、主に家庭用では「新取引制度」による影響が注視されている。

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