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日刊食品通信
2017年8月18日

長雨でビール販売低調


 長雨の影響を受けて8月のビール類販売が低調だ。関東地方は8月に入ってから17日現在で17日連続で降水を観測。日照時間も大幅に少なく、気温も低い日が40年ぶりに続いている。場所によってはゲリラ豪雨の被害もあり、夏のレジャー産業にとってはまさに呪われた8月となっている。

 本紙が推定した8月上旬のビール類販売は、大手メーカー4社計で前年同期比96%程度。止渇目的の用途が多い清涼飲料に比べれば減少幅は小さいが、盆休みまでの販売ウエートが高いだけに、下旬に天候が回復してもこれまでのマイナスを取り戻すのは至難の業だ。日本気象協会の予報では18日も東京地方は降雨があり、19〜21日も曇天と低温で、天気の回復は22日以降と見込まれている。このため、中旬までの販売実績が上旬よりも悪化することも十分考えられ、「史上最悪の8月」を危ぶむ声も出ている。

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