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2017年8月10日
7月清涼飲料実績、猛暑寄与し7%増と伸長
単月で過去最高数量を更新
7月の清涼飲料市場は、全国的な暑さで7%増と大幅な伸びで着地した。7月は空梅雨と月間を通した猛暑となり、月末の一週間は気温が落ち着いたものの、単月で過去最高数量を記録した。カテゴリーでは、スポーツドリンク、水、無糖茶、炭酸など止渇系飲料が伸長した。累計は2%増と単月で1ポイント上乗せとなった。
コカ・コーラ=「コカ・コーラ」は夏季限定のパッケージなどの寄与で伸長、「ファンタ」「スプライト」など炭酸全般が好調だった。また、「アクエリアス」「綾鷹」も好調で5%増(累計1%増・単累とも本紙推計)。
サントリー=「天然水」が本体の大幅増に加え、新商品の寄与もあり19%増(累計7%増)、「グリーンダカラ」が「やさしい麦茶」の大幅増と本体の好調で33%増(23%増)とけん引し、全体は11%増(4%増)と大幅な伸び。「BOSS」は2%増(4%増)、「伊右衛門」は2%増(8%増)、「烏龍茶」は10%増(2%増)などとなった。
アサヒ=炭酸は、「三ツ矢」が6%増(4%減)、「ウィルキンソン」が12%増(27%増)となり13%増(8%増)、乳性「カルピス」はストレートが27%増(18%増)、コンクが10%増(3%増)と大幅増で「カラダカルピス」も好調に推移し、全体は9%増(3%増)。そのほか「十六茶」6%増(2%減)、「ワンダ」前年並み(1%増)、「おいしい水」6%減(11%減)など。
▼以下略
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