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2017年8月3日
ハウス、秋需のシチュー事業戦略を発表
クリームの主菜ポジションとターゲット強化
ハウス食品は1日、17年秋需のシチュー事業戦略説明会を開催、クリームシチューの主菜ポジションとターゲットを強化、新たに「シチューオンライス」2品、ペーストタイプルウ「きわだちシチュー」2品、お湯を注ぐだけでできる個食タイプ「ビストローリ」2品などの商品概要を説明した。この日は同社宮戸洋之食品事業二部長(写真)らが発売に当たりシチュー市場の東日本大震災以降の実態と概況を説明した。大震災以降消費変化から市場は下降基調へと変化、ルウシチューの食卓登場頻度が高かった金曜日が減少。個食・即食では中高年世帯で副菜・汁物などが拡大しており、今回シチューでも対応する。さらに有職主婦の増加などシチューメニューは物足りなさにも課題が見えた。
そのためシチュー戦略の方向性を変え、主食ポジションの新セグメントとして「オンザライス・シチュー」をファミリー層に、副菜ポジションにはパンに合う個食・即席シチュー「ビストローリ」を発売し、成熟世帯向けをターゲットにそれぞれ市場拡大を図る。さらにルウカレーで注目の上質で適量ニーズに対応した「きわだち」シリーズにシチュー2品を投入し、子育て終了の成熟世帯に新しいおいしさを提案。“素材いきいき製法”で手づくりしたような自然な乳製品のおいしさとなめらかな食感が特徴。「オンザライス・シチュー」はごはんにかける専用クリームの素で食べ応えがあるワンディッシュメニューができる仕様で「主菜・主食ポジションの強化」を図る。
▼以下略
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