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日刊食品通信
2017年7月25日

「一番搾り」海外展開を加速


3年後に15年比1.5倍目指す

  キリンビールは、「一番搾り生ビール」を国内外で“日本のビールの本流に”すべく、グローバルブランディングを推進する。国内に続き、海外に向けても「KIRIN ICHIBAN」の中味とパッケージをリニューアルし、輸出品は8月上旬製造分から、海外製造品は12月製造分以降、順次切り替えていく。同ブランド誕生30周年となる2020年には、東アジア、北米を中心とした海外での販売数量を15年比で1.5倍に拡大する方針。

 山形光晴マーケティング部長(写真)は、海外40の国・地域で伸長を続ける「KIRIN ICHIBAN」について、「16年の海外販売は20%増。調査でもポテンシャルの高さが確実視されている」と、その将来性を示唆。「国内同様、“日本のビールの本流”を海外でも実現するため、それぞれの嗜好やブランドの戦略ステージに合わせた施策展開を加速させるとともに、飲用時品質へのこだわりも高めていく」とコメント。グローバルブランディングの推進体制として、各国のマーケティング責任者が集う「Global Marketing Conference」の開催、成功事例を一元化し他国でも展開する仕組みの構築、Global Brand Bookの策定と浸透、一番搾りGlobal Brand Managerのポジション新設などを説明。また、「海外販売量1.5倍はあくまで通過点。目指すのは、国内外での“日本のビールの本流”だ」との考えを示した。

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