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2017年7月12日
上期の飲料実績、1%増(本紙調)
6月単月は1%増
清涼飲料の上期(1〜6月)実績は1%増で折り返した。前年の反動もあり、4月はマイナスとなったが上期全体で安定した数値で推移し微増となった。商品では、引き続き無糖茶飲料が好調で特に緑茶飲料は3月以降新商品やリニューアルでカテゴリー全体を活性化。ミネラルウォーターは前年の需要増の反動もあり、ブランドによりばらつきが出ている。フレーバーウォーターはやや伸びが落ち着いてきている一方で、上期は健康機軸の商品が多数発売され、市場を下支えした。6月単月は1%増。最盛期はこれからだが、今年の夏は猛暑予報がアナウンスされており、7月に入ってから早くも真夏日が続いている。昨年は西日本が好天だった一方、東日本は天候不順だったこともあり、夏場の市場活性化に期待がかかる。主要メーカー別実績は以下の通り。
コカ・コーラグループ=「コカ・コーラ」はトクホ「プラス」が上乗せとなり好調に推移。「綾鷹」は引き続き好調となるも、「ジョージア」「爽健美茶」はマイナスで前年並み(単月1%減・いずれも本紙推計)。
サントリー=「天然水」は新商品の増分もあり、5%増の4,961万箱(単月8%増)、「BOSS」は「クラフトボス」の寄与もあり4%増(12%増)、「伊右衛門」は9%増(14%増)、「烏龍茶」はリニューアル効果もあり1%増(6%増)となり全体は2%増の2億703万箱(7%増)。
▼以下略
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