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日刊食品通信
2017年7月11日

6月の流通菓子出荷、3%増(本紙調)


引き続きソリッド系チョコ好調

  日刊経済通信社調べによる6月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で103%と堅調だった。天候に恵まれれたことと、引き続きソリッド系チョコが好調でけん引。その一方で、キャンディのハードキャンディやスナック菓子の苦戦が響き、市場全体では3%前後で落ち着いたようだ。

 チョコレートはトータル106%と推定。ソリッドチョコは116%。ハイカカオ、機能系は130%と引き続き伸長。ナッツ系は112%。アーモンド、マカダミアとも、ボックス、大袋とも伸長。センターは105%。チョコスナックは101%、前月までに比べ回復基調。大袋は前年並み。

 ビスケットは単月98%。ソフトビスケット・クッキーは前年並み。ハードビスケットは94%。クラッカー系102%、半生系は94%。

 キャンディは合計98%。ソードキャンディ94%。のど飴、フルーツ系とも低調。ソフトキャンディは前年並み。キャラメル98%。グミキャンディ106%。

 スナック菓子は90%と推定。ポテト系は85%。生ポテトチップス94%。成型ポテトは106%、シューストリング98%。コーン系は108%、パフ110%、チップ106%。小麦粉系108%。その他102%。

 チューインガムは104%。デンタル系105%、エチケット系前年並み、小粒板ガム89%。

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