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日刊食品通信
2017年7月7日

県産馬鈴しょ収穫順調、ポテチ不足緩和へ


販売再開「ピザポテト」1.3倍増

 

 昨年夏に北海道を襲った台風により原料馬鈴しょが不作となり、今年4月から大手菓子メーカーが一部生ポテトチップスを休売、「ポテチショック」と社会現象になるなど商品不足が続いてきたが、ここにきてやや緩和の兆しがでてきた。

 5月中旬ごろから出荷が始まった鹿児島、長崎の県産馬鈴しょの作柄が品質・収量とも良好。スナック菓子最大手のカルビーは休売していた「ピザポテト」を6月19日から北日本・東日本エリアで、29日から中日本・西日本エリアで販売を再開。また、「堅揚げポテト ブラックペッパー」「ポテトチップス しあわせバター」を6月19日から販売再開している。7月からは関東地区の主力生産地である茨城、千葉産の出荷が始まるが、九州産同様に作柄は順調で、8月末の道南地域から始まり、9月中旬の十勝・網走と続く主産地・北海道での収穫まで、さらに商品不足が緩和しそうだ。

 スナック菓子最大手のカルビーは、5月は一部商品販売休止の影響もありポテトチップスは、「うすしお」「のりしお」「コンソメ」のベーシック商品群、「堅揚げ」群は前年を大きく割ったが、6月はベーシック商品群は前年並みまで回復。販売再開した「ピザポテト」は1.3倍増と大幅増となるなど、回復基調となっている。

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