日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
2017年6月29日
消費シーン細分化し菓子需要喚起(山星屋)
“体験”“関係性”“ハレ”に合わせた企画提案
菓子の購入・消費シーンが多様化するなか、菓子卸も、より細かな対応を迫られている。大手菓子卸の山星屋は28、29日開催の「ARISTA FAIR 2017」で“菓子の未来を考える”をテーマに、市場細分化(セグメント化)し、それぞれのセグメントに対応したマーケティングを展開する「セグメントマーケティング」を披露した。消費者目線をベースに、購買者の期待を超える販売企画を提案し新たな菓子需要を喚起する。
同社は菓子の未来につながるキーワードとして体験消費「美容健康〜ヘルスゴージャス」、関係性消費「コト消費〜コトニケーション」、ハレ消費「地域〜Go to 家」を設定、それぞれの価値観に合わせた企画を提案する。
「ヘルスゴージャス」は健康志向(ヘルスコンシャス)と贅沢(ゴージャス)を志向し“手軽さ”を訴求。「コトニケーション」ではコト消費+コミュニケーションで、SNS、プチギフトなど他社とのコミュニケーションで生まれる新たな消費を狙う。「Go to 家」は誕生日、記念日などにインターネットで“おとり寄せ”するなど生活の中に非日常を作る工夫をし、手軽にハレ気分を楽しむ消費スタイルに注目。3つのキーワードをさらにセグメンテーションとして6分割し、売り場作り・提案を行っていく。
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。