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日刊食品通信
2017年6月28日

16年の缶瓶詰生産量、3.9%減(協会)


丸缶は水産、調理・特殊が増加

 日本缶詰びん詰レトルト食品協会は27日、2016年(1〜12月)の缶瓶詰国内生産量を発表。飲料を除く缶瓶詰総合計は31万4,745t(前年比3.9%減)と2年連続前年割れ。このうち、丸缶合計は22万718t(3,096万9,000箱)と4.1%減、大缶は3万1,969t(176万4,000箱)と0.2%増、瓶詰は6万2,058t(1,215万2,000箱)と5.3%減少した。このほか、飲料缶は280万3,086t(4億5,935万箱)と0.1%増となった。

  丸缶を品種別でみると、水産が1%増。主要品目のさばが2ケタ増加してけん引。果実は6.6%減。主力のみかんが2割近く減少したことが主因。野菜は17.1%減。最大品目のスイートコーンが大幅減少し、トマトも前年割れ。食肉は6.9%減。けん引してきたやきとりがほぼ前年並みに留まった。調理品は0.5%増。カレー、スープ類などが前年を上回った。瓶詰は5.3%減。のりは増加したが、ジャムは減少した。

▼以下略

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