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日刊食品通信
2017年6月19日

流通菓子、上期累計2%増へ(本紙調)


1〜5月累計2%増、カテゴリー間で明暗も

  日刊経済通信社調べによる1〜5月累計の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、前年比102%と推定、6月も15日現在で前年を上回るなど堅調なことから、1〜6月累計でも102%を見込めそうだ。カテゴリー間で明暗が分かれているものの、昨年から続くソリッド系チョコや機能性チョコの好調、ビスケットでの半生タイプの伸長が寄与。キャンディでもグミが引き続き伸びている。反面、前年夏の北海道での豪雨による原料馬鈴しょ不作で3月以降一部ポテトチップ商品の休止を発表したスナック菓子は前年を割った。

 カテゴリー別では、チョコレートは合計105%。うちソリッド110%、ナッツ98%、チョコスナック94%。ビスケットは合計で100%。うち、ハードビスケット93%、ソフトビスケット・クッキー101%、半生104、クラッカー103%。

 キャンディは合計で98%。うち、ハードキャンディ92%、ソフトキャンディ99%、キャラメル98%、グミキャンディ104%。スナック菓子はトータル98%。ポテト系は98%、生ポテトチップス92%、成型ポテト111%、シューストリング105%。コーン系は98%。うち、パフ98%、チップ99%。小麦系105%、まめ・その他96%。チューインガムは合計で95%。うち、デンタル系99%、エチケット系93%、小粒板87%。

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