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2017年5月23日
「第32回全国久保田会」開く
「新商品で次世代の飲み手開拓」細田社長
朝日酒造の清酒「久保田」を販売する酒販店で組織する「久保田会」は21日、「第32回全国久保田会」を東京・ホテルニューオータニで開催した。出席数は会員791店のうち507店、531名。細田 康社長(写真)らが登壇し、中期経営計画の方針説明や営業報告、製造報告などを行った。今期の主要な施策として、6月に新商品「久保田 純米大吟醸」を発売し、秋にはアウトドアメーカーのスノーピーク社とコラボレーションした製品も投入する。会では同社の山井 太社長が記念講演を行い、自社の話題だけでなく、会員店への提言も語った。
終了後に記者会見を開き、細田社長、営業本部の中山良二リテール事業部部長らが出席。「純米大吟醸」について、「香る“久保田”として訴求する。主なターゲットは次世代の飲み手となる30〜40代を想定。新しいユーザーが『大吟醸』に求める味わいに応えつつ、香りがあっても料理とあわせて楽しめる酒質にこだわった。10月の次回出荷に向け、価値を体験できるプロモーション等も具体化していく」(細田社長)。また、同社の純米大吟醸では価格を低めに設定(1.8L=3,400円、720ml=1,570円)しているが「新しい飲み手の開拓を意識したもの。『萬寿』は今後も味わいの深みを重視する方々に飲んでいただきたい」。
▼以下略
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