（大阪）阪急オアシスは３日、「阪急オアシス 伊丹昆陽東店」（伊丹市昆陽東）をオープンした。阪急オアシスの店舗数は今回の伊丹昆陽東店を加え、85店舗となる。店舗は複合商業施設とマンション（約450世帯）の一体開発となっており、広域からの集客を見すえた、500坪タイプの高質食品専門館としてチャレンジした久々のフルスペックバージョン店舗。高質食品専門館の伊丹市への出店は３店舗目となる。伊丹市はドミナント戦略上、重要エリアとして、今後集中出店を進め、夏には初の自社開発NSCへの挑戦として、オアシスタウン１号店も伊丹に出店を予定している。MDは、今回新たに店内加工スイーツの導入や差別化商材と売場編集に取組んでおり、特に美容・健康・ナチュラルの分野を強化し、チャレンジ＆ブラッシュアップを追及している。農産コーナーではカットフルーツ＆サラダはローコストオペを採用し、鮮度と価格を打ち出す。また、水産コーナーでは、対面コーナーを充実させ、丸魚約30魚種を展開し、原点に立ち戻った売場を演出。畜産は熟成牛肉を導入し、ミートデリを強化。ベーカリーでは専用オーブンとコンベクションを設置し、四半期ごとに新メニューに差し換え。オープン当初は味と素材にこだわったオリジナルのカステラ・プリン等を販売。軌道に乗れば近隣店舗への供給工場の役割を担う。10,216SKU、年商予定は約21億円を掲げる。