全国マヨネーズ・ドレッシング類協会がまとめた16年度（４〜３月）のドレッシング類生産量は41万11,182t、前年並みだった。

　マヨネーズがけん引し順調に拡大を見せてきたが、17年１〜３月で半固体状液状ドレッシング、ノンオイルなどドレッシングタイプが低調に推移。１〜12月では0.9%増と前年を上回っていたが、生産を支えてきたマヨネーズも３月以降前年を下回る動き。１〜３月累計は合計2.7%減、うちマヨネーズ0.8%減、半固体状ドレッシング8.4%減、液状ドレッシング0.2%増、ドレッシングタイプ調味料15.2%減と低調。特に研究訴求タイプなどドレッシングタイプの動きが低調、４〜３月ではほぼ前年並みの着地となった。昨年末からの野菜高への影響もあったが、低調が続いた。種類別ではマヨネーズは2.5%増と12月までの上乗せもあって前年超え、健康訴求タイプの半固体状は3.1%減、液状ドレッシングはほぼ前年並みの0.1%減となっている。春需は各社販促などを用意し活性化への動きが強まってこよう。