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日刊食品通信
2017年4月20日

28年冷食生産量155.4万t、2.3%増(協会)


業務用は1.6%増、家庭用は3.2%増

  日本冷凍食品協会は19日、平成28年の冷凍食品国内生産量高を発表。生産量は155万4,265t(前年比102.3%)と3年ぶりに増加し過去最高となった。生産金額は、6,871億円(100.0%)と前年並み。

 このうち、業務用は数量91万7,652t(101.6%)、金額は3,985億円(101.5%)と数量・金額ともに2年ぶりの増加。一方、家庭用は数量63万6,613t(103.2%)と2年連続増加、金額は2,885億円(98.0%)と2年ぶりに減少した。これにより、業務用と家庭用の比率は、数量ベースで業務用59.0%(前年59.4%)、家庭用41.0%(40.6%)、金額ベースでは業務用58.0%(57.1%)、家庭用42.0%(42.9%)と数量ベースでは家庭用、金額ベースでは業務用の比率が上昇した。

 一方、国内消費量(国内生産量+冷凍野菜輸入量+調理冷凍食品輸入量)は、272万8,211t(前年比101.7%)。総人口で割った国民1人当りの年間消費量は、21.5kg(前年21.1kg)。いずれも3年ぶりに増加した。なお、調理冷凍食品輸入量は数量・金額ともに減少、海外から日本に生産の一部を移転した影響も含まれるとみられる。

 品目別でみると、増加量が大きかったのは、炒飯(1万4,968t増、124.3%)、コロッケ(1万2,792t増、107.5%)、ギョウザ(1万1,156t増、120.7%)、洋菓子(8,556t増、148.0%)。逆に減少量が大きかったのは、コーン(6,162t減、49.1%)、かぼちゃ(5,617t減、44.6%)、ポテト(3,926t減、83.3%)など。台風などによる北海道の原料作物の不作等が主因。品目別生産量は次の通り。(単位は数量t、金額100万円、前年比%)

▼以下略

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