日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
2017年4月11日
3月飲料実績1%増、天候不順も新商品寄与
清涼飲料市場の3月実績は1%増で着地した。気温が低く天候不順であったが、大型新商品や主力品のリニューアルなどが行われたことも寄与し前年並みで着地した。無糖茶はリニューアルした「伊右衛門」の伸びなど全体でもプラス、コーヒーは微減、炭酸とミネラルウォーターはメーカーによりばらつくも全体ではマイナス。新商品では、トクホ「コカ・コーラ プラス」やキリン「ライザップ プロテインボトル」など健康軸の新商品が発売され、好調な出足となっている。主要メーカー実績は以下の通り。
コカ・コーラ=「ジョージア」「い・ろ・は・す」がマイナスとなるも、「コーク」は新商品「コカ・コーラ プラス」の寄与でプラスとなり、全体は前年並み(累計前年並み・本紙推計)。
サントリー=「伊右衛門」は大幅リニューアルで28%増(10%増)、「天然水」は引き続き好調で7%増(4%増)、「BOSS」が4%増(1%増)と好調で、炭酸は2ケタ減となるも3%増(1%増)
アサヒ=「三ツ矢」「十六茶」はマイナスとなったが、「ワンダ」が14%増(4%増)、「ウィルキンソン」が33%増(34%増)などとなり、全体は2%増(5%増)。
キリン=「生茶」は300mlPETの寄与などで17%増(39%増)、「午後の紅茶」は2%増(7%増)、健康スポーツ飲料は「ライザップ」の寄与で41%増(35%増)となるも、「ファイア」、ミネラルウォーターが2ケタ減で全体は2%減(3%増)。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。