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日刊食品通信
2017年3月27日

トルコのDurum、パスタ生産能力1.2倍に増強


17年の日本国内販売量、1.5万t目指す

 トルコのパスタメーカーDurum(ドゥルム)は、最新ラインを増設し4月から稼働を開始する。最大生産能力は従来比1.2倍の20万tとなり、17年の日本での販売量は前年比15%増の1万5,000tを目指す。カディール・キュラジュオル社長に今後の戦略等について話を聞いた。

 ドイツの機械メーカーBUHLER(ビューラー)と協力して、世界初の最新ラインを導入し4月から稼働する。新ラインの特徴は①エネルギーコストが削減できること②乾燥プロセスの工夫により安定した商品が作れ、生産能力は毎時5.5tとなる。BUHLERとともに世界のパスタメーカーを招待して最新ラインを披露し、PR活動を行う。

 16年の日本での販売量は前年並みの1万3,000tとなった。為替の変動で苦戦を強いられたため、前年並みをキープ出来たことは成功したと言える。総販売量は前年並みの10万t。トルコ国内が成長した。輸出では、カナダが最も貢献した。合弁会社を設立し、ここ2年間で数量が30%増えた。主に大手SMチェーンで取り扱われている。

 設備投資関連では、各国で数年前から要望があったブロンズダイスのパスタを新発売した。ショート・ロングをとりそろえ、日本では4月から発売予定。既存品のパッケージも変更した。これまでは、空気を逃がすためにパッケージに極小の穴が開いていたが、自動的に空気を出して密閉できるシステムに改良し、パッケージの穴をなくした。また、イージーオープンで開け口を密閉出来る新パッケージ(写真)も展開している。

▼以下略

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