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日刊食品通信
2017年3月21日

昨年の缶ビール出荷は微増(本紙推定・試算)


びん・業務用樽に厳しさ

 本紙が推定・試算した16年のビール類容器別出荷構成比は別表の通りとなった。

 3カテゴリー計では、びん、缶、業務用樽ともに数量減となったが、缶構成比は0.5ポイント上昇の72.3%となった。

 ビールは缶がわずかながら増加し、構成比も1.1ポイント上昇。反面、びんと業務用樽が平均を下回り料飲店需要の低迷を裏付けた。発泡酒は500ml缶の減少が最も少なく、健康機能系需要の根強さを表わした。また、新ジャンルは350ml缶の構成比が0.1ポイント上昇する一方で、500ml缶の構成比は0.1ポイント下落した。

 なお、ビール、発泡酒、新ジャンルともに業務用樽の出荷は減少、料飲店での樽生ビール販売の停滞を示した。(地域別・社別動向など詳細を「酒類食品統計月報」3月号に掲載)

▼以下略

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