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日刊食品通信
2017年3月1日

16年のしょうゆ出荷量、0.5%減(協会)


大手5社は前年上回る

  日本醤油協会・全国醤油工業協同組合連合会による2016年のしょうゆ出荷量(自家消費含む)は、77万6,408kl、前年比0.5%減となった。

 カテゴリー別に内訳を見ると、5社は41万1,947kl(0.8%増)と前年を上回る結果に。しかし、全醤工連については、36万4,461kl(1.9%減)と前年に引き続き減少した。全醤工連のうち、全醸協は19万305kl(4.5%減)、その他中小は17万4,156kl(1.0%増)。この2カテゴリーの増減は、全醸協から一部脱退企業が出たことが主な要因となっている。

 家庭用カテゴリーでは、人口の減少や食の多様化などから、ボリュームゾーンの1〜1.8LPETの減少が続いているが、鮮度を訴求した密封容器タイプのカテゴリーは前年に引き続き伸長。スーパーなど量販店の売場を見ると、同カテゴリーの構成率は拡大傾向にあり、消費者の認知度も上昇している。そのほか、健康志向の高まりから減塩カテゴリーも伸長傾向。業務・加工用カテゴリーについては、大手を中心に堅調な動きを見せた。なお、12月の出荷実績は、全体で8万3,441kl(1.1%減)。内訳は、5社が4万5,361kl(0.3%減)、全醤工連が3万8,080kl(2.1%減)。全醤工連のうち、全醸協は1万9,197kl(6.1%減)、その他中小は1万8,883kl(2.4%増)となっている。

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