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2017年2月23日
17年ワイン販売目標5.5%増(サッポロ)
ファインワインを成長エンジンに
サッポロビールは22日、「2017年サッポロビール ワイン事業方針説明会」を都内で開き、髙島英也社長(写真右)と時松 浩取締役常務執行役員(同左)が出席。先の中期経営計画でも発表した事業位置づけを「ビールに次ぐ“第2の柱”へ育成し、お客様価値No.1のワイン事業を目指す」と改めて強調した。ファインワインを成長エンジンとして、17年は販売金額143億円(前年比105.5%)、20年は190億円(16年比141%)を目指す。 時松取締役常務執行役員は、中長期的な成長のキーとして、「①重点4ブランドの強化 ②ファインワイン拡販に向けた人材育成および体制強化 ③次世代ワインユーザー育成のためのデイリーワイン販売強化」を挙げた。
①仏「テタンジェ」は前年比138%を計画し、「テタンジェコレクション」や料理コンクールなど食との連携で、20年までに日本市場でTOP5入りを目指す。豪「ペンフォールズ」は同128%、スペイン「マルケス・デ・リスカル」は同123%で、「グランポレール」では同101%と設定。日本ワインに特化したブランドへ成長させるべく、業界関係者向けの試飲会や旗艦店でのワインユーザーとの接点拡大、ブランド整理を実施し、「20年までには販売数量3万箱から5万箱へ引き上げる」とした ②社員の海外ワイナリー研修や首都圏、近畿圏を中心にワイン専任営業増員を予定し、従来のオンビヤルートから新規販売先の開拓を図る。
▼以下略
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