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日刊食品通信
2017年2月22日

高カカオ・機能性チョコ、1月も2ケタ伸長


バレンタインデーなど幅広い用途が奏功

  高カカオ・機能性ソリッドチョコが1月も2ケタ伸長と勢いがとまらない。バレンタインデー向けの利用も増えたと見られ、幅広い用途が奏功したようだ。

 明治はソリッドチョコトータルで122%。板チョコでは「ミルクチョコレート」97%、「ブラック」96%、「ハイミルク」104%とやや低調なものの、「チョコレート効果」236%と引き続き好調。うち72%は220%、87%198%、95%209%。「ザ・チョコレート」328%と伸長が続く。

 ロッテ商事は、「ガーナ」群が106%。「ガーナ ミルク」95%、「同 ブラック」94%と前年を割るものの、ボックスタイプ「エクセレント」が140%。また、「乳酸菌ショコラ」も115%とバレンタイン向けが寄与した。

 森永製菓は、「カレ・ド・ショコラ」シリーズが120%と伸長。うち、「カカオ70」110%、「ビター」88%に新商品「カカオ86」がオンしている。江崎グリコは機能性チョコの「GABA」「リベラ」シリーズが2ケタ増と好調を維持している。

 なお、本紙調べによる1月の流通菓子出荷実績(既報)は、合計で前年比102%と3ヵ月ぶりで前年を上回った。年明け後の年始需要、受験生応援フェア、中旬以降はバレンタイン向け商品の出荷が始まるなど催事の重なりで盛りああがりが期待される中、バレンタイン向け商品は、手作り需要が一段落。その一方で、14日が3年ぶりに平日に当たる、好調なハイカカオチョコや機能性チョコ対象に販促を実施したことから、ソリッドが引き続き好調に推移した。

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