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2017年1月20日
アサヒ・キリンが関西北陸間の共同輸送開始
JR貨物下り路線の空コンテナを有効活用
(大阪)アサヒビールとキリンビールは、吹田貨物ターミナル駅—金沢貨物ターミナル駅間の鉄道コンテナによる共同輸送を開始した。環境負荷の低減とトラック不足等の社会的課題の解決を目的に、石川県金沢市に共同配送センターを開設。配送センターは日本通運が運営し、両社の製品を管理、配送は両社の物流子会社が行う。アサヒビール吹田工場、キリンビール神戸工場で製造した商品を、日本貨物鉄道が関西北陸間の下り路線の利用率が低いことで発生する空コンテナを有効活用して鉄道輸送する。24日から石川県内での配送を開始。10月から富山県へと拡大する。
今回の共同輸送によるCO2排出削減量は年間2,700トン・56%減、ドライバー運転時間省力化は年間2万時間・35%減となる。同業他社の連携による中距離の共同モーダルシフト事業として、国土交通省の総合効率化計画として認定された。また、配送センター概要は、名称:アサヒビール金沢配送センター/キリンビール金沢物流センター、住所:石川県金沢市専光寺イ54日通専光寺物流センター内、建物面積:1,200坪(倉庫3棟のうち1棟)。
吹田貨物ターミナル駅で19日、共同輸送列車出発式を行い、アサヒビール、キリン、日本通運、日本貨物鉄道、国土交通省近畿運輸局、吹田市、摂津市など関係者が出席した。
▼以下略
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