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日刊食品通信
2017年1月13日

16年清涼飲料市場、3%増(本紙調)


12月単月は前年並み

 2016年(1〜12月)の清涼飲料販売実績は3%増と過去最高数量を更新した。天候不順の影響などがあったものの、西日本を中心とした猛暑や熊本地震後のミネラルウォーターの需要増、基幹ブランドの伸びが市場を活性化した。大きなヒット商品はなかったが、商品リニューアルやエクステンション品の拡大、容器の拡充などで主力ブランドの伸長が目立った。カテゴリーでは、無糖茶飲料、ミネラルウォーターの成長のほか、炭酸やコーヒー飲料も堅調に推移した。

 12月単月は稼働日減のメーカーもあり前年並み。主要各社の16年度実績は以下の通り(カッコ内は12月単月実績)。

 コカ・コーラ=「コーク」はオリンピックプロモーションや様々なキャンペーンなどの寄与もありプラスで着地、「ジョージア」は定番品に加え、新商品も積極的に投入しプラス、「い・ろ・は・す」もフレーバー商品を中心に好調、茶系飲料は「綾鷹」の堅調な推移に加え、「爽健美茶」もリニューアルが奏功。全体で3%増(単月1〜2%減・単累ともに本紙推計)。

 サントリー=「天然水」が6%増の1億60万箱(3%増)と同社初となる1億箱を突破。「BOSS」はボトル缶の好調などで2%増の9,320万箱(8%減)、「伊右衛門」は「特茶」の寄与もあり6%増の5,540万箱、「ペプシ」は6%減、「オランジーナ」は15%減と炭酸飲料は伸び悩んだものの、トータル1%増の4億3,040万箱(2%減)で着地。

以下略

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