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日刊食品通信
2017年1月12日

12月の流通菓子出荷実績、3%増(本紙調)


カテゴリーで明暗分かれるもチョコがけん引

  日刊経済通信社調べによる12月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比103%となったようだ。10、11月と2ヵ月連続で前年割れになるなど冬季に入りやや減速基調が見られたものの、当月初旬からチョコレートの新製品とハイカカオを中心とするソリッド系の荷動きが活発化。さらに、クリスマス商戦に向けた大袋(ファミリーパック)が堅調。反面、キャンディーののど飴、チューインガムが苦戦するななど、カテゴリーで明暗が分かれた。

 チョコレートは、トータル106%と推定。ソリッドチョコは118%と伸長。新製品効果とハイカカオ系の寄与、さらにベーシックは板チョコが回復基調で大きくオン。ナッツ系は102%。ベーシックなアーモンド、マカダミアともに前年を上回った模様。チョコスナックは94%。季節限定のイチゴ関連商品は上乗せするものの、定番商品が苦戦。ビスケットは、トータル98%。ハード系は90%と苦戦。ソフトビスケット・クッキー系は96%。大袋商品は好調だが、定番のボックスタイプが苦戦。半生は104%と引き続き堅調。クラッカーは103%とクリスマス需要を反映し伸長した。

 キャンディはトータル101%と推定。ハードキャンディは96%。主力ののど飴は低調に推移、フルーツ系、ミルクタイプは横ばい。ソフトキャンディは微減、グミキャンディは定番、子ども商品とも好調で106%。スナック菓子はトータル98%。主力のポテト系は103%。生ポテトチップスは前年並み、成型ポテトは106%、シューストリングは前年並みとなった模様。コーン系94%、小麦系98%と前年割れ。チューインガムは94%と苦戦が続く。デンタル系は97%、エチケット系95%、小粒板ガムは85%と予想。

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