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日刊食品通信
2016年12月21日

「ファンタ レモン+C」第3の定番へ育成


ピコ太郎動画など発売前から猛攻

 コカ・コーラシステムは2017年1月9日から、「ファンタ レモン+C」を全国でリニューアル発売する(本紙既報)。16年1月に発売した季節商材だが、今回は発売前からピコ太郎を起用した動画など積極的なプロモーションを展開し、「オレンジ」「グレープ」に次ぐ“第3の定番フレーバー”としての定着を目指す。19日、都内の日本コカ・コーラ本社で開催した発表会の席上、マーケティング本部の島岡芳和炭酸カテゴリーフレーバー炭酸グループディレクター(写真)が明らかにした。「ファンタ」ブランドの16年振り返り、17年計画について次の通り説明している。

 16年振り返り=「オレンジ」「グレープ」は果汁入りへの規格変更、人気俳優の菅田将暉やアニメ「ワンピース」を起用した広告が奏功し認知度、好意度が向上。「レモン+C」など季節商材はいずれも好調だった。

 季節商材が成功した要因は“インサイト(消費者の目線)”と、「ファンタ」の価値“楽しい”を組み合わせて商品を開発したことにある。例えば冬の「レモン+C」は、消費者の“ビタミンCは体に良い”考えから、“風邪を予防し、楽しく遊ぶ”というベネフィットに繋げた。夏の熱中症対策「すいか」、秋のハロウィン向け「真っ赤なオレンジ」など、いずれも根幹には“楽しい”という「ファンタ」ならではの価値がある。日本特有の四季は、「ファンタ」にとって、マーケティングの宝の山であることを改めて認識した。

▼以下略

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