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日刊食品通信
2016年12月14日

朝日酒造、前9月期業績は減収増益


「久保田のリブランディング加速」細田社長

  (長岡)朝日酒造は13日、清酒「朝日山 元旦しぼり 生酒」に付ける開運絵馬のお祓いを近隣の朝日神社で執り行った後、細田 康社長(写真)が業界専門紙との談話会に応じ、「前9月期は売上高85.9億円(前年比97%)、経常利益16.7億円(117%)と減収増益。今期は『久保田』で新商品の投入やプロモーション施策の見直し等を計画し、リブランディングを加速させる」などと語った。

 主要ブランドの前期実績をみると、「久保田」は4,435kl(95%)、売上62.5億円(96%)。「萬寿」は664kl(99%)と善戦するも、ウエートの大きい「千寿」が2,709kl(95%)と減少した。一方、「朝日山」は1,210kl(94%)、同8.4億円(94%)。主力の「百寿盃」が824kl(93%)、「千寿盃」が280kl(90%)と伸び悩んだ。細田社長は「『久保田』はギフト需要こそ堅調とみられるが、業務用の不振が足かせとなった。地産地消の観点から、他産地の製品と競合が激化したこともマイナス要因」などと説明する。輸出は前年比113%で400klを突破した。韓国向けの停滞で伸び率は鈍化したが、アメリカ、香港、東南アジア向けは成長軌道にある。

 今期の主な計画には、①昨年発売した新商品「朝日山 純米吟醸」(写真)「同 本醸造)の売上拡大 ②「久保田」30周年記念酒をベースにした新商品の具体化—の2点を挙げる。

▼以下略

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